case事例

ファン採用への取り組み「スタートアップで少数精鋭だからこそ、採用、広報、定着も全部狙ってやる。そのための方法がメンバーにフォーカスしたTwitterとオウンドメディアでの発信でした。」(株式会社コラビット様:エンジニア採用)

当社のHRに特化した採用オウンドメディア構築・運用支援サービスである『arimama』の活用事例を紹介する”ファン採用への取り組み”。今回は、東京都でAIを活用した不動産Tech事業を展開している株式会社コラビット様のインタビューです。

コラビット社が提供している「HowMa(ハウマ)」は、レガシーな不動産業界の負の側面に着目し、無料で不動産のAI査定が利用できるサービスとして社外から注目を集めています。注目のスタートアップであるコラビット社は、Twitterや自社オウンドメディアでの採用広報に取り組むことで、採用難易度の高いエンジニア採用の成功につなげています。今回は、その活用事例についてお届けします!

<インタビューした人>

株式会社コラビット
執行役員CPO 曽根 孝基 さん

2012年大阪大学大学院卒業。ソフトウェアの可能性を感じ、信号処理や機械学習・ロボット工学などを学ぶ。その後、ヤフー株式会社に入社。エンジニアとして新サービスであるYahoo!チケットの立ち上げなどを担当。2017年より、不動産業界のDX化によるポテンシャルに可能性を感じ、コラビット社に参画。執行役員・CPO(Chief Product Officer)に就任。高校時代はラグビーに明け暮れていたラガーマン。


発信するから、知ってもらい、理解を促せる。

– 採用広報に力を入れられた背景を教えてください。

「HowMa」のサービスのグロースに向けて、エンジニア人材の採用が急務でした。CPOという役割上、サービスのグローススピードと人員体制の強化を同じくらいのスピードでやりたかった。ただ、エンジニア採用は、常に売り手市場でなかなか採用が難しいことも肌身で感じていました。

代表の浅海をはじめとして、当時、あまり自社のことを外部に発信することに積極的ではなかったのですが、外部の人から見ると「コラビットって何やってる会社なの?」と言われることもあり、「まずは、自社のことを知ってもらうこと」が必要なんだと思ったんですよ。それがきっかけですね。

– まず発信しないと、知ってもらえないですもんね。

不動産Techとしては、業界内で注目をされていても、求職者には認知度はありませんでしたからね。当社は少数精鋭のスタートアップベンチャーですので、もっとメンバーのキャラクターや想い、価値観を前面に打ち出すことで差別化できるでのはないか、と考えました。

実際に、私も不動産Techの可能性に魅力を感じたのもありますが、代表の浅海の想いに共感したことが入社の決め手にもなっています。私と同じように、共感によって仲間やファンを増やしていけるのではないかと思ったんです。

– 求職者に知ってもらえることで、これまでと変わったことはありましたか。

FanReCさんにインタビューの記事を作ってもらい、その記事を自社のホームページに公開していったことで、求人媒体から応募されたエンジニアの方が事前に読み込んでくれて、コラビットへの理解度・解像度が高まっていると感じますね。

不動産と言うと難しく思う方も多いと思いますが、創業者も含めて私も、不動産業界は未経験の素人が創った会社であり、そんな人たちで創ったサービスであることも知ってもらいたかったんです。そう言う意味で、応募の敷居も下がったんじゃないでしょうか。

– 深い部分での理解を促せたということですね。

はい。特に、コラビットの創業秘話や企業のミッション・ビジョン・バリューなどを含めた目指す世界観や価値観の部分は、事前に見ていただくことで共感を得られやすく、ゼロから説明する必要もなくなったことで、説明コストは格段に下がりました

面接では、基本部分は理解できている前提なので、もっと深いコミュニケーションで時間を使うことができ、求職者・当社の双方にとって良い場にできていると思います。結果、エンジニアの採用成功にもつながっているのではないか、という実感はありますね。

インタビューブログ:https://collab-it.net/category/interview/

Twitterを活用し、戦略的なPRを。

– Twitterに取り組んでいる背景を教えてください。

コラビットの発信チャネルとして有効に活用できると思ったからですね。先ほどお伝えしたように、当社の価値観を発信するには、私たちメンバーの「人となり」が見える状態を作りたかったんです。

Twitterで知って、そこで興味をもらって、そのままオウンドメディアの記事を読んで深めてもらう、そして採用応募につながる、という流れができると、自社の認知が広がるだけではなく、採用コストも大幅に抑えられますからね。

– 知り合えていない人たちにも、届けられるツールですもんね。

そうですね。Twitterでの発信は、採用活動以外にも、広く認知を得るためのPR効果も狙えるものだと思っています。もちろん、私たちのサービスである「HowMa」のことを知ってもらう、一つのきっかけ作りも意識しています。

SNSの特性として、まず発信している人への関心を持ってもらうことが大切ですし、フォロワーの数だけをいたずらに増やして、見せかけの錯覚資産を作るだけでは意味がないと思っています。SNSで知ってもらってからの、その後のアクションのほうが大切ですからね。

– 応募や問い合わせにつながらないと意味がないですもんね。運用で意識されていることはあるんでしょうか。

フォロワーの「エンゲージメント」をいちばんの指標として置いていますね。継続的な関係性づくり、つまり、ファンになってもらうためです。ユーザーとコミュニケーションを取ることで、自分の発信に対して新たな気づきを与えてもらったり、新しい発想のヒントをもらえたりすることもあるんですよね。CPOとして、サービスのグロースを担っているわけですから、エンドユーザーの心理やシーズを捉えていくことは必要なことです。

また、Twitterの運用では、FanReCさんに協力してもらって、アナリティクス分析で運用状況や効果を可視化してもらっています。これまでは、感覚的に取り組んでいたものが、戦略的に考えられ、フォロワーの属性や傾向なども見える化できたので、ツイート内容などのコンテンツに反映させるためのPDCAサイクルが回せて、効果が上がってきていると思います。

Twitter運用後、約1ヶ月で流入が増加。エンジニア採用1名にもつながった。

良い仕事をするには、良い関係性から。

– 採用活動や広報活動以外にも、社内に良い効果があったとか。

そうなんですよ。メンバー間でも、あまり腹を割って話せていないこともあったのですが、インタビューを通じて記事になったことで、「この人、こんなこと考えていたんだ」とお互いが大切にしている価値観、それこそ「人となり」を知るきっかけになりました。第三者がインタビューをするからこそ、引き出せるポイントもあると思っています。

代表の浅海も、「まず自分たちが自分の会社のことを好きでいられること」を大切にしていますし、新しく入社するメンバーがいる中で、コラビットのことを自分ゴトとして語れるようになるためにも、色あせない想いの土台部分をしっかり伝え続けていくことは、メディア発信を通じて今後も続けていきたいと思っています。

当初、社外向けに取り組んでいたことが、実は自分たちにとっても大きな意味があったことは、意外でしたね。良い仕事をするには、良い関係性なんだと実感したところです。

– 社内報のような役割を果たしたということですね。

はい。意外と自分たちのことなのに、よく分からないということがあると思っているんですよね。例えば、事業としての社会的意義の大きさ、プロダクトの競争力、エンジニアの技術力としてもRubyグランプリを受賞するなど実績があるにも関わらず、社外にも社内にも発信をしていなければ、存在しないも同然で、とてももったいないと感じました。これも、自分たちで発信するようになってから気づいたことですが(笑)。

– 第三者と伴走するから気づくこともあると私たちもよく言われますよ。

そうだと思います。僕たちは、それを当たり前だと思っているのですが、採用市場やPRの観点から見ると「もったいない!」とFanReCさんに言われることも多かったので、ある意味、訴求できていないだけで、資産がたくさんあるんだと自信になりましたね。

– 最後に”ファン採用”について一言お願いします。

Twitterも自社のオウンドメディアも、自分たちのことを知ってもらうきっかけであり、”コラビットファン”を作っていくための活動だと思っています。すぐに成果が出るものもあれば、根気強く続けていくことで、じわじわと効いてくるものもあるでしょう。今後も、FanReCさんと一緒に、採用・広報・組織の側面からサポートいただき、コラビットファンになってくれる方々を増やしていきたいと思っています。

– 本日はありがとうございました。

HRに特化したオウンドメディア構築・運用支援サービス『arimama』ほか、当社の事業およびサービスに興味・関心をお持ちの企業様は、お問い合わせフォーム(https://fan-rec.com/contact/)よりお気軽にお問い合わせください。

「採用戦略の大きな枠組みから再構築したい」「採用広報に関するノウハウが無い」「伴走してくれるパートナーと取り組みたい」という各社ごとに異なる状況に応じて、まずは詳細なヒアリングの上、最適なご提案をさせていただきます。