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エンジニア採用で求職者に読まれた記事ランキング。やはり○○の記事が一番読まれる。そして応募に寄与する。その”なぜ?”を掘ってみた。(株式会社コラビット様)

今回の記事では、前回お送りしたこちらの記事を掘り下げていきたいと思っています。


何を知りたいか?私は「思考回路」を知りたい。

2013年にインテリジェンス(現:パーソルキャリア)に在籍し、エンジニア採用に関わって約8年。エンジニア出身ではない私が、エンジニアの応募者と面談をする際に、個人的な興味として持っている問いがこちらです。

・どんな情報があれば興味を持たれるのか?
・どんな情報があれば応募されるのか?

こちらをもう少し深掘りをすると、こんな感じでしょうか。

■興味軸
・興味を持った理由を知りたい。
・その理由に惹かれる人、惹かれない人の違いを知りたい。

■応募軸
・応募する=時間的工数を割いてその企業の選考を受けようと思った理由を知りたい。

惹かれる理由こそがその企業の資産であり、他社にはない唯一無二の価値であると思っていて、その価値がどうエンジニアの琴線に触れたのかを知りたいと思っているんですね。例えば…

・当社の話を聞こうと思ったのはなぜ?その背景はなに?
・インタビュー記事のどこのフレーズや部分に興味を持ったのか?それはなぜか?
・面談/面接時点で、どんな印象を持っているか?その印象から派生するイメージとしてどんなものを抱いているか?
・他に興味を持った企業はあるか?それはなぜか? ….etc

私がどうして、このようについつい求職者に聞いてしまいたくなるのか?それは、その人の「思考回路」を知りたいからなんです。一人ひとり、考えていることや価値観は異なります。そこを意識して、深堀りすることで様々なことが見えてきます。


「思考回路」を理解するために必要だと思うこと

【1】その人の『言葉の定義』を知る。
例)スキルアップをしたい。
・どんなスキルアップをしたいのか?
・どうやってスキルアップしたいのか?
・なぜスキルアップをしたいのか?
・スキルアップできたと言える状態とは?

【2】その人が持つ『イメージの詳細』を知る。
例)キャリア像
・あなたにとってのキャリアとは?
・キャリアがあると言える状態とは?
・キャリがないとどうなるのか?

【3】その人が感じる『違和感』
・自分の価値観とは?
・想像していたことと違う結果や意見に対して、何が一番のギャップポイントか?

このように深堀りをしてヒアリングすることで、

・自社が発信している事柄についての定性的な情報の反応
・エンジニアが持つ興味、関心のトレンド
・採用競合にあたる企業情報  …etc

といった情報が得られ、「自社の訴求が採用ターゲットに刺さっているか」「意図どおりの訴求効果が得られているか」などの検証材料となり、エンジニア採用を強化していくための有益な情報源になります。


多く読まれた(=PV数)記事ランキング

今回は、採用オウンドメディア支援をさせていただいた株式会社コラビット様にて、どのようなコンテンツが多く読まれたのか、それぞれ感じたポイントなどを応募者、入社者の方にお聞きしてみました。

第1位:CEO記事
『超個人的な悩みを解決するため』不動産テック事業を始たホントのワケ


第2位:CPO記事
『CPOってなんの略?何する人? CPO1年生を質問攻めしてみた。』

第3位:CTO記事
『「不動産業界の負に挑む」コラビットCTO川原のエンジニアとしての原点からこれまで、今後について聞いてみた!』


なぜ、CEOのコンテンツが一番読まれるのか?

やはり、会社の代表であるCEOのコンテンツが最も読まれている結果となりました。実は、どの企業でも同じような結果になるんですね。なぜなのか?応募、入社されたエンジニアの方にお聞きした感想をまとめてみます。

第1位:CEO記事
『超個人的な悩みを解決するため』不動産テック事業を始たホントのワケ


■エンジニアが語る感想
・タイトルに惹かれた。どんな背景で起業されたのか、会社自体の成り立ちに興味を持った。
・不動産業界の経験者ではない方が、自分の原体験に基づいて起業されていて単純におもしろいと思った。
・代表の価値観である「自分が体験したからこそ提供できる価値」に共感した。
・何を目指していて、そのために必要なことがわかると自分の役割が見える。
・何を求められているのか、今までの経験がどう生きるのかジャッジしやすくなる。

■私の考察
・創業の経緯や会社の成り立ちなどの「創業ストーリー」は大きなポイントになるようです。
・代表の考えやこれまでの人生など、「代表の人柄=会社の雰囲気やイメージ」として感じられるようです。
・何を目指しているのか?(=ビジョン)という未来の話と、実現するために必要なこと(=現状)が見えるだけで、自分が求められる役割やミッション、業務内容やどのような動きをする必要があるのかなどを勝手に感じ取っていただけるようです。


第2位:CPO記事
『CPOってなんの略?何する人? CPO1年生を質問攻めしてみた。』

■エンジニアが語る感想
・コミカルで読みやすかった。
・現在働かれている方がなぜ入社されたのか?など他者視点があることで参考になった。
・就任された時のエピソードや仕事の進め方など会社のカラーや雰囲気、文化のようなものが伝わってきた。
・CPOという言葉を知らなかったので新しい気づきになった。

■私の考察
・既存メンバーがどんな理由や興味を持って入社したのかなど、自分の考えとは違った見方があるのは興味を持たれる大きなポイントの1つのようです。
・具体的なエピソードがあると、会社の考えなどがより具体的にイメージしていただけるようです。
・代表と違った視点で今後のビジョンや現在の課題を聞けたことで求められる役割やミッションが見えてきたそうです。

第3位:CTO記事
『「不動産業界の負に挑む」コラビットCTO川原のエンジニアとしての原点からこれまで、今後について聞いてみた!』

■エンジニアが語る感想
・私がエンジニアなのでエンジニアとしてどんなことをされてきたのかが見えて面白かった。
・上長?に当たる方がどんな方なのかが見えた。
・エンジニア目線でビジネス上の課題をどうやって技術で解決していくのか道筋を知れたことが良かった。
・CTOの方以外でCEOもエンジニアということもあり、働きやすそうだと思った。

■私の考察
・CTOの技術的な強みや技術スタックなどに興味を持つ方が多いようです。
・具体的なエピソードがあると、会社の考えなどがより具体的にイメージしていただけるようです。


さいごに(まとめ)

・興味を持たれる部分というのは人それぞれであり、こんな記事があれば必ず応募につながるというのはない。
・人それぞれの価値観に合わせて読んでいただく記事や内容を変えたり用意しておくとさらに興味を持たれやすい。
・包み隠さずポジティブなこともネガティブなこともオープンにすることが重要。
・ネガティブなこともポジティブに捉えていただくことはできる。

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